2022年の6月から事業開始した新型コロナウイルス対応 緊急助成「ひとりにしない させない助成」。
休眠預金を活用して社会課題解決に取り組む団体の事業をサポートする本助成も2月末で事業期間終了となります。
助成金を受託した9団体が、助成金を活用して生み出した成果と見えてきた課題などについての報告会を2月16日に開催しました。
今回助成金を受託したを行った団体は以下の通りです。
・一般社団法人えんがお「不登校生支援及び山間部の高齢者支援事業」
・特定非営利活動法人キーデザイン「不登校支援の包括的な支援体制の整備と強化」
・一般社団法人こども食堂ノエル「食事・学習支援、農業体験、ひとり親支援」
・特定非営利活動法人そらいろコアラ「栃木県真岡の妊娠・育児期の孤立・虐待予防」
・とちぎ公立夜間中学校研究会「とちぎ夜間中学校設置推進PROJECT」
「※本団体につきまして、助成事業終了後、ガバナンス、会計処理等の不適切な事象が
発見されたことをうけ、令和6年4月26日、本助成の団体としての選定の取り消し、
助成金の全額返金とし、現在、請求等対応を進めております。
なお、その他、夜間中学校に関する活動している団体等がございますが、
それらの団体と当該団体は一切関係はございません。」
・特定非営利活動法人子どもの育ちを応援する会「県北子どもまるっとサポート事業」
・子どもの居場所OZ「コロナ禍で生活が変わってしまった子どもたちへ子どもらしく過ごせる地域づくり」
・とちぎ自然体験コンソーシアム「自然体験の輪を広げよう!!」
約9か月にわたり同号での研修やケース会議などに取り組んできましたが、それぞれが現場でプロジェクトを実践して達成できたこと、新たに見えてきた地域の課題などについての報告を聞き、共通する課題に共感する場面もあれば活動の参考に出来る新たな発見など、参加者は互いの報告内容に興味深く聞き入っていました。
また、今回の報告会ではJANPIAのご担当者様、採択団体選考に協力いただいた審査員と各団体に助言指導を頂いたメンターの皆さまにコメンテーターとしてお越しいただき、今後活動を続けるにあたってのアドバイスや激励を頂きました。
コメンテーターの皆さまからは、社会課題解決の最前線で取り組む団体がこれだけいて頼もしいといった声や、規定類の整備や各種書類の作成等を通して各団体が事業を推進する力を付けながら活躍していくことへの期待のコメントなどが寄せられました。
その他、資金を配るだけではなく実務能力を強化するためのセミナーや伴走支援を組み込んだ本助成に対しての評価も頂きました。
助成期間の取り組みを終えて、今後自己資金を確保しながら社会課題解決に取り組んでいきます。
一人でも多くのSOSに応えるていく社会作りの為に、課題の最前線で向き合う団体への参画や支援の輪が広がっていったら嬉しいです。
今年度助成事業のパンフレットも現在作成しているので、見かけたら是非手に取って頂けたらと思います。
報告会にご参加いただいた皆さま、ご協力ありがとうございました!