休眠預金事業 団体紹介

栃木公立夜間中学校研究会

事業名栃木夜間中学校設置推進PROJECT
実行団体栃木公立夜間中学校研究会
実施時期2022年6月~2023年2月
事業対象地域栃木県
事業対象者コロナ禍に於ける増加した不登校者
不登校学齢期の児童生徒と保護者
形式卒業者の学び直し対象者
昭和時代の老齢者の学び直し対象者
外国ルーツ系の学びが必要な対象者
特別支援系の学習支援対象者
事業対象者人数100人以上

団体の目的

全国の自主・公立夜間中学の設置と運営に関する研究と設置運営の推進活動

団体の概要・事業内容等

 とちぎ公立夜間中学校研究会は栃木県内のPTA団体と連携し発足した任意団体で現役PTA・元PTAが主体となり、様々な自主・公立夜間中学校の全国事例を研究し栃木県で「誰も取り残さない」学びのセーフティーネットとして、とちぎ自主夜間中学 宇都宮校・小山校の運営に参加しております。

 同時に小学・中学未修了者への学習支援と進学支援を行政側と連携し、一人でも多くの学びが必要な方への学習環境整備や進学を支援しております。

事業の背景・社会課題

 コロナ禍が既に三年を過ぎて、全国の小学校・中学校で不登校児童生徒が激増の途に有ります、文部科学省の不登校児童生徒の認定数は正に、氷山の一角しか表面的には表れてません。

 コロナ以前からの数に加えて‘コロナ不登校’が増加する状況です。 政府も各関係省庁もオンライン授業の整備推進をコロナ対策としてはいても‘学びの場’は学校が必要不可欠です、しかしながら不幸にもコロナが切っ掛けとなり不登校状態になってしまった児童生徒の‘学べる’居場所の一つが全国の公立と自主夜間中学と考えます。

 現在の栃木県には大小様々なフリースクールは有りますが公立の夜間中学校は有りません、参考までに栃木県に隣接した埼玉県・茨城県には公立が設置されてます、加えまして福島県・群馬県にも設置計画が既に公式発表されてます。

 令和3年度から宇都宮市と小山市にて自主夜間中学校を開校し運営参加して国籍も年齢も関係無く非常に多くの学習者の学びの場になっておりますが全国的に自主と公立夜間中学校は両方が必須です、そしてコロナ禍が収束も見通せない現在に日々増加する不登校児童生徒と悩む保護者の為にも一日も早く栃木に公立夜間中学校が設置される為のイベントとして全国から有識パネリスト等を招聘し、講演会・上映会を栃木県の各地で複数回の開催を計画します。

 夜間中学校を市民・県民に一人でも多く周知して理解を深めて行政側の動きを加速させる事を目的とします。

事業の概要

①栃木県に公立夜間中学校を設置する事で現在のコロナ禍で増加傾向にある小学校・中学校・高校の不登校児童生徒の‘学べる’居場所作りに向けた活動全般。

②栃木県内の五か所(宇都宮市・足利市・小山市・那須塩原市・真岡市)にて各地のPTAやフリースクール系団体と連携しコロナ禍での不登校児童生徒と保護者を始め、‘生きる為の学び’を必要とする全ての方に必要な夜間中学を知って理解を求める為のシンポジウムと関係映画の上映会を無償で年間を通して開催します。

③文科省や関係有識者を毎回全国から招聘して特に宇都宮市での開催では大規模な開催を計画します。

事業実施後(1年後)以降に目標する状態

①栃木県内のコロナ禍で不登校の児童生徒を一人でも多くの学校現場への復帰を支援し、各地の行政側や小・中学校とも情報連携を目指しての継続活動。

②栃木県に公立夜間中学校を設置する活動を更に継続。

③コロナ不登校の学齢期児童生徒と保護者や、全ての‘生きる為の学び’が必要な方で想定人数は自主夜間中学宇都宮校や小山校で約70名利用者や支援者(120名)から3か所開催で総来場者300-500名以上と想定します。