活動ブログ

子どもたちのためにできること。自分の過去を活かして~インターン生活動日記④認定NPO法人青少年の自立を支える会 立花さん

こんにちは!

インターン生として活動させていただいている、宇都宮大学国際学部2年の立花ひまるです。NPO法人青少年の自立を支える会の「月の家」にてインターンをさせていただいております。

※写真は先月行われた、「星の家まつり」でおもちゃを売っているときの様子です。

活動内容

活動内容としては、「遊ぶ」「勉強をする」「おやつ・ご飯を食べる」「お風呂や歯磨きなど衛生面を心がける」など、生活の中心となる基本的なことを子供たちと一緒にしています。そのような当たり前の生活を送ることが難しい子供たちもいるので、とても大切なことのお手伝いをさせていただいていると実感しています。

 

インターンを通して

月の家はとてもアットホームな雰囲気で、子供たちにとっても普段一人暮らしをしている私にとっても、良い時間を過ごせる場所です。 私自身、みんなで一緒にボランティアの方々が作ってくださった美味しい夕食を食べる時間が特に好きです。

活動をしていく中で、そのように月の家の子供たちが幸せに過ごす空間が保たれているのは、スタッフの方々やボランティアの方々の裏でのサポート、さらに保護者の方や機関との連携により、子供たちの心身の健康や安全が守られているからだと分かります。また、良くも悪くもですが 「大人がどのように動くか」が子供たちの将来を決めるのだと以前より実感するようになりました。

インターンに参加したきっかけ

私がインターンをしたいと思ったきっかけは、私の小〜高時代にあります。皆さんは、「サードプレイス(第3の場所)」という言葉を知っていますか?最近よく耳にする言葉かもしれません。「居場所」とも言われます。

私が小学生の時のサードプレイスは、児童館でした。読書、ボードゲーム、体を思いきり動かす、自然と触れ合う、おやつ、怖い話を聞かせてくれる、工作、イベントの企画など、私が大好きなことであり、且つ私の心の栄養となる様々な経験をさせていただきました。学校も家も好きでしたが、児童館は特別で、私の生活の中心でした。

しかし、多くの子供達にとっての生活の中心は「学校」「家庭」の2つが多くを占めていると思います。もしどちらかが、またはどちらも居心地が悪い場所だったら、その子供達にとっては日々の中で苦しい時間を過ごすことがほとんどです。

私には高校生の時に不登校になってしまった時期があります。実際に、学校も家庭も、当時はあまり居心地良く過ごせる場所ではありませんでした。その時は1人の時間も大切でしたが、振り返ってみるとやはり何らかの居場所があると良かったのではないかと思います。

なので、居場所にいる安心感とどこにも居場所がない苦しさも知っている分、今度は私が子供達の幸せな時間をお手伝いしたいという思いでインターンに応募させていただきました。

インターン期間は、「子供たちのために大学生の私にできることは何か」を模索する日々です。これを考え続けることに意義があると思うので、これからも模索しながら子供たちにとって幸せな空間を作れるよう頑張っていきます!

※たかはら子ども未来基金とは、子どもや若者の未来を応援するために、県北在住の夫妻が設立した基金です。学生インターン助成では、栃木県内のNPOや市民団体と大学生・専門学生などの若者をマッチングし、活動を応援します。詳しくはこちら

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