活動ブログ

子どもと保護者のよろこびや悩みを一緒に~インターン生活動日記①NPO法人そらいろコアラ 牧野友香さん

玉川大学4年の牧野友香です。たかはら子ども未来基金の学生NPOインターンとして、NPO法人そらいろコアラで活動しています。

社会課題と団体への思いについて、そらいろコアラのホームページから引用させていただきます。

地域で人が 「生まれ、育ち、生み、育てる」サイクルに目を向け、そこに関わるそれぞれの人をEmpowerする(力づける)ことで、子どもたちが安心して子ども時代を過ごせる環境を整え、同時に養育者の育児負担を軽減し、ひいては不適切な養育とその連鎖を止めることを目指します。

また、「団体メンバーに医師や助産師など医療の専門家が多いことを活かし、医療医療現場における虐待や不適切な養育への気づきを支援に繋げるための基盤構築やネットワーク支援」を進めています。「『助けて』の声に、気づく大人を増やす」「子育てを、地域にひらく」ことで、医療の専門家、栄養士、保育士、弁護士、コンサルタント、学習支援のNPO、ボランティア等、様々な方々が一丸となって、社会課題に立ち向かっています。

具体的な活動としては、

  • 妊娠・出産・子育ての無料LINE相談「コアLINE」
  • 妊産婦さんの居場所・親と子どもの居場所「そらいろポケット」
  • 必要な家庭への物資提供
  • 子ども食堂「コアラ食堂」
  • 親子イベント「そらいろKID‘sクラブ」等、

幅広くご活躍されています。

将来につながる経験をしたい

昨年、先輩がたかはら子ども未来基金のインターンをされていて、そのお話をお伺いしたり、インターン先でのイベントに参加したりしたことをきっかけに、インターンをしたいと思うようになりました。

そらいろコアラにインターンを志望した理由は、保育士を目指しており、就職する前に保護者の方とお話しする機会を作りたいと思ったからです。子育てや生活上の悩み、楽しみやリフレッシュの方法等を知ることが出来ればと考えました。

また、子どもと関わる機会を作りたかったというのも、理由の一つです。そらいろコアラでは、居場所で子どもと過ごすだけでなく、親子向けのイベントや子ども食堂もしています。そこで、子どもやそのご家族ともお話ししたり、活動したりする時間を、一緒に楽しみたいと願い、インターンに参加しました。

地域の子育て支援。現場から学んでいます

インターンでは、保護者とお話ししたり、子どもと一緒に遊んだりします。保護者からの相談(子育ての悩み、生活上の悩み、人間関係の悩み等)に対して、どのようにお答えしているのか、職員の皆様を見て、学ばせていただいています。

子どもが「やってみたい」と言っていたことや、遊んでいる時に知った興味関心のあるもの(調理、ピアノ演奏、お誕生日会等)が出来るよう、職員の方が話し合って用意したり、環境を整えたりする時に、お手伝いしています。

様々な家庭との出会いで、新たな視点

子どもと保護者の背景、取り巻く環境、考えや価値観、表現の仕方等さまざまに異なる方々から、自分にはなかった新たな視点に気づきます。その気づきを活かして、「あの場面やあの言動にはどのような思いがあるのだろうか」と、自分なりに考えることが出来るようになりたいと思っています。そのために、さらにたくさんの方々と交流を持っていきたいです。

これからは、特に、居場所で保護者とお話ししやすい雰囲気をつくれるよう意識したいです。また、子どもの興味関心や面白さを感じているものに共感し、その思いがさらに高まるような遊びや活動を提案したいです。イベントの補助、子ども食堂のお手伝いもさせていただき、積極的に取り組んでいきたいと思います。

気持ちを共有できる喜び。保護者とのかかわりを大切にしていきたい

インターン活動では、直接子どもや保護者と会えることで、遊びや体験を一緒に楽しむことが出来ます。その場にいるみんなで気持ちを共有できる喜び、心を動かされるものに出会えた喜びを感じます。その経験は、自分を豊かにしてくれるものだと思います。

また、保護者と子どもの姿を見たり、普段の様子を聞いたりしながら、子どもの面白さを分かち合ったり、子どもの育ちを一緒に喜んだりします。そのような保護者とのやりとりは貴重な経験ですので、これからも大切にしていきたいと思います。

そらいろコアラをはじめとした社会課題に取り組む団体に、興味をもっていただけたら嬉しいです。ありがとうございました。

※たかはら子ども未来基金とは、子どもや若者の未来を応援するために、県北在住の夫妻が設立した基金です。学生インターン助成では、栃木県内のNPOや市民団体と大学生・専門学生などの若者をマッチングし、活動を応援します。詳しくはこちら

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