自己紹介
NPO法人うりずんでは2人のインターン生が活動しています。
宇都宮共和大学子ども生活学部3年の久保大樹です。宮城県松島町出身です。笑うことが好きです。笑うとキツネとクマが合体した顔に似てるとよく言われます!
宇都宮共和大学子ども生活学部3年の石川美郁です。栃木県鹿沼市出身です。趣味はカメラで写真を撮ることと、好きな動画を観ることです!
「障害」や「医療的ケア児」に関心があった
(久保)
私は、バイトや課外活動などで、子どもに携わり4年目になります。幅広い子どもと関わってきました。その中で、私が特に学びたいと思ったのが障害のことでした。私は障害について学ぶ中で、障害を抱えている人へ、障害児・者ではなく1人の人として関わりたい、と思うようになりました。障害はあくまでも、その人の中の1つの特性であると考え、私は現在も子どもたちと関わっています。その学びから私は、医療的ケア児という言葉を知り、ケアが必要とはどういうことか、家族支援はどうしているのか、机上の学びだけでなく、現場を見た上で自分にできることを考え、形にしたいと思い、インターンを始めました。
(石川)
私は、大学3年の6月に行った実習で医療的ケア児と関わりました。その子どもとは、実習最終日にしか関わることができませんでしたが、すごく印象に残りました。その後、『すくすく子育て』という番組内で医療的ケアが必要な子どもについて取り扱っていたのを観て、こういう子どもたちについて更に詳しく知りたいと思いました。そんなことを思っていた時に、久保さんがこのインターンについて教えてくださいました。きょうだい児についてのことで少し視点は変わりますが、自分にできることを行っていきたいと思っています。
「きょうだい児」を対象としたイベント企画中
私たちは利用者の「きょうだい児」に向けてのイベント・企画を考えています。
※きょうだい児とは…病気や障害を抱える兄弟姉妹がいる人のこと。
きょうだい児が抱える悩みというのは、人によって異なります。私たちにできることは本当に小さなことかもしれません。ただ、私たちの企画・イベントが、きょうだい児にとってのなにかの繋がりになるのではないかと思い、企画等を考えています。コロナ禍ということもあり、zoomを通して実施するか、少人数に設定し対面での実施をするか。私たちは、企画を通して何を伝えることができるのか。何度も何度も企画を練って、企画がまずは開催できるように頑張りたいと思います。
運動会を見学・一人ひとりが楽しめる環境づくり
インターンの日に、うりずんの運動会があり、見学させていただきました。利用者が一人ひとりが楽しめる環境づくりに関心しました。利用者だけではなく、職員も運動会を楽しんでいる姿があり、職員も共に育ちあっているのだと感じました。運動会をするという経験は、利用者にとって行事を楽しむことだけではなく、友達と一緒に行うことの楽しさ感じたり、一つのことに向かって頑張ろうとする意欲も湧き出てくるのだと思いました。貴重な経験をさせていただきました。
私たちにしかできないことを!
(久保)
「きょうだい児として」ではなく、1人の人として、あなたはあなたのままで、あなたは必要とされているよ、と何らかの形で伝えていきたいと考えています。私たちにできることは限られていますが、私たちにしかできないこともあると思います。少しでも、「楽しかったな!また行きたいな!」と思ってもらえるような企画を考えていきたいと思います。
(石川)
私たちにできることは限られていると思いますが、きょうだい児ときょうだい児を繋げる役割をできたら良いなと思っています。そのために、どんなことをしたら楽しいか、面白いかを考え、実行していきたいです。
※たかはら子ども未来基金とは、子どもや若者の未来を応援するために、県北在住の夫妻が設立した基金です。学生インターン助成では、栃木県内のNPOや市民団体と大学生・専門学生などの若者をマッチングし、活動を応援します。詳しくはこちら》