活動ブログ

コロナ禍の「子どもの貧困」、私にできること~インターン生活動日記⑧こども食堂ノエル 白石さん

自己紹介

白石萌々香(しらいしももか)です。宇都宮大学地域デザイン科学部2年に所属しています。出身は茨城県水戸市で、趣味はカフェめぐりとカメラです。

ボランティアとともにお弁当作り

私は、栃木県鹿沼市にある子ども食堂ノエルで活動しています。食中毒の防止のため9月まで主にフードパントリー(食品配布)の事業を行っていましたが、10月からはお弁当の配布を再開しました。お弁当の調理補助やフードパントリーの受付・配布、広報などが私の主な活動内容となっています。

実際に10月20日はお弁当の調理補助としてにんじんや里芋、りんごの皮むきや盛り付けを行いました。慣れない作業ではありましたが、ボランティアのみなさまが優しく関わってくださり、安心して活動に取り組むことができました。

また、新型コロナウイルスが収束し次第、小中学生や高校生を対象とした学習支援や食堂としての活動も再開する予定です。今後は地域や行政と連携し、地域見守り事業の一環として宿泊も可能な子ども食堂の形態を目指しています。これまで以上に地域住民が気軽に利用できる交流の場となるようにしていきたいと考えています。

コロナ禍でますます見えない「子どもの貧困」。私は何かできないか

私が子ども食堂ノエルへのインターンシップを決めた理由は、新型コロナウイルスによって子どもたちの貧困が今までに比べて見えなくなってきていると感じていたからです。休校により学校給食が停止したことで大きな影響を受ける子どもたちのため、私にできることはないのだろうかと考えていた時、今回のインターンシップについて知りました。

今後、活動を通じて子ども食堂の現状について実際に体感することで、有意義な経験を積みたいと考えています。加えて、子どもと高齢者が交流する場づくりにも興味があるため知見を得たいと思います。

地域の人々と更につながりを強めたい

コロナウイルスが収束してきた今だからこそ、活動をより活発化するために私にできることを考えて主体的に行動していきたいと思います。利用者を増やすために、新たな情報発信やイベントの企画などにも取り組んでいきたいです。

地域見守り事業の一環として、宿泊を含む新たな形態へと変化していくためにも、子ども食堂を必要としている家族や地域の民生委員の方々とより一層結びつきを強めていけるよう、努力していきたいです。そして、子ども食堂ノエルが次の段階に進めるように来年2月まで全力で活動に参加したいです。

誰でも気軽に来られる場所。あなたもぜひ来てください!

子ども食堂はいまだに「かわいそうな子どものいく場所」という印象が強いですが、この記事を読んでくださったみなさまには、「誰もが気軽に利用できる場」として認識していただけると嬉しいです。

また、ノエルでは、調理スタッフボランティアのみなさまの高齢化が深刻な問題となっています。調理ボランティアに興味のある方や資金・食材面で支援を検討してくださる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。今後、食堂としての機能が再開し次第、クリスマス会などのイベントも予定しています。ぜひご参加ください。

子ども食堂ノエル
住所:〒322-0046 栃木県鹿沼市桜山町49-1
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※たかはら子ども未来基金とは、子どもや若者の未来を応援するために、県北在住の夫妻が設立した基金です。学生インターン助成では、栃木県内のNPOや市民団体と大学生・専門学生などの若者をマッチングし、活動を応援します。詳しくはこちら

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