活動ブログ

1つの選択肢として「フリースクール」を多くの人に知ってほしい~インターン生活動日記③NPO法人キーデザイン 坂田さん

自己紹介

 こんにちは!国際医療福祉大学3年の坂田亜美です。栃木県鹿沼市出身で好きな食べものはいちご。趣味はバドミントンをすること、動物と遊ぶことが大好きです。大学では介護福祉士の国家資格取得のための勉強や、保育士の勉強など福祉分野に関することを学んでいます。

 

活動団体「NPO法人キーデザイン」の紹介

 私は宇都宮市にあるNPO法人キーデザインでインターンをしています。キーデザインは、不登校の子どもやその家族をサポートするNPOです。「ひとりにならない社会」を目指し、3つのサービスを提供しています。

1.不登校の小中学生向けフリースクール

→宇都宮市にある「ミズタマリ」とさくら市にある「オハナ」でフリースクールを運営しています。フリースクールは、不登校の小中学生向けの居場所です。

2.不登校の小中高校生向け家庭教師「ホームスクール」

→「家族以外とのつながりが欲しい」「子どもが気持ちを話せる機会をつくりたい」そんなご家庭向けのプログラムです。

3.お子さんの不登校のことで悩みを抱える保護者向けLINE相談支援「お母さんのほけんしつ」

→不登校のお子さんのいるお母さんお父さん向けのLINE相談窓口です。

 不登校自体が問題なのではなく、学校に行かなくかったときに、子どもたちの行き場を用意することができていない社会を変える必要があります。そのためにキーデザインは子どもたちの学びや遊びの場をつくります。

 

インターンをきっかけに、気になっていた活動に参加

 私は大学で福祉を学んでいて、高齢者や障害児者の方と関わる機会がありました。あまり関わったことがなかった子どもたちと、関われるきっかけはないか探していたところ、キーデザインで活動できると知り、社会経験を積むためにもぜひ参加したいと思い応募しました。キーデザインについては名前や活動内容は知っていたものの、私が住んでいる大田原市からは距離があるため、気軽にボランティアにはいけない状態でした。しかし、インターンとして奨励金をいただくことで、大学やアルバイトと両立しながら行うことができると考え、活動に参加することを決めました。

 

子どもたちの好きなこと・得意なこと・苦手なことを少しずつ知っていく

 私はフリースクール「ミズタマリ」で、来てくれた子どもたちと一緒に遊んだりして活動しています。学年も幅広くみんながそれぞれやりたいことをやっている風景がとても微笑ましくて癒されます。「ミズタマリ」にはボードゲームや漫画、お絵かきや折り紙など遊べるものがたくさん!スマホやSwitchを持ってきてゲームをするもよし。中にはパソコンを持ってきてゲームをする子まで。室内では物足りない子たちは外で運動したり、お散歩をしたりしています。それぞれの好きなこと、得意なこと、苦手なことを少しずつ知っていきながら信頼関係を築いています。

 スタッフの皆さんの関わり方は、「とにかく手厚い」という印象です。子どもたちの特性に合わせ、1人ずつ丁寧に対応しているのが本当に素晴らしく、そのおかげで子どもたちは安心して伸び伸びと過ごせているんだなと感じます。フリースクールが終わった後は、スタッフ間でその日関わった子どもたちにどんな成長が見られたか、もしくは表情や言動で気になった部分や、留意事項などを共有し合います。

 

1つの選択肢として「フリースクール」を知ってほしい

 みなさんは「不登校」という言葉を聞いてどのような印象を抱くでしょうか。人それぞれあると思います。

 私はどちらかというと少し暗いイメージでした。学校に行かないという選択をするにも、行けなくなってしまった場合でも、さまざまな要因があります。

 でもいざフリースクールに足を運んでみると、そこには希望溢れる子どもたちの姿がありました。普通に学校に行っている子たちと何ら変わりません。学校に行きたくなくて困っている、行けなくなって困っている、そんな子どもの姿にどうしていいか分からない親御さん、そんな家庭を知っているけど何もできずにいる地域の人、それはこれを読んでいるあなたにもきっと、身近で起こりうる話だと思います。そんなときのための1つの選択肢として、多くの人に「フリースクール」というものが伝わっていったらいいなと思います。

 

※たかはら子ども未来基金とは、子どもや若者の未来を応援するために、県北在住の夫妻が設立した基金です。学生インターン助成では、栃木県内のNPOや市民団体と大学生・専門学生などの若者をマッチングし、活動を応援します。詳しくはこちら

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