みんなで歩いてフードバンクを応援!『チャリティウォーク県北20宇都宮22』の寄付先団体を紹介します。
2. フードバンクさくら
どんな団体?フードバンクさくら
「フードバンクさくら」は、2022年6月21日に開始したばかりの活動です。「さくら市社会福祉協議会」本部内にストックヤードを設けて、4月から
市役所職員等へのフードドライブにより食品を確保しました。
フードバンクさくらの取り組み
社会福祉協議会の本部(喜連川)と支部(氏家)、そして地域共生センターSAKUTOMOの3カ所にお願いして、必要な世帯に食品をお渡ししています。
利用者は身近な場所で食品を受け取ることができて、また、渡す側も生活困窮者自立支援相談員等、各種の支援制度の内容に精通した職員が対応することで、必要に応じて相談や支援機関の紹介も可能です。そして、関係機関との情報共有やケース会議により、重篤化する前の対応に努めています。
また、市内の「子ども食堂」「地域食堂」への食品提供を通じて、子どもの貧困への対応も進めていきます。
そして、それらの活動に欠かせない食品管理は、ボランティアの活躍の場となっています。
フードバンク活動から見えてくる「社会課題と目指す未来の形」
フードバンクのスタートから約1ヶ月で20件程度の利用があり、複数回利用されている世帯もあります。
家族・親族と関係が途絶してしまった方、周囲に相談できる人・頼れる人がいない方、身体的な障害をお持ちでホームレスの方など、様々なケースがあります。
複数の要因が重なり、解決策を見出すことに苦慮している場面もあります。必ずしも制度としてのセーフティネット(生活保護等)で対応できるケースばかりではありません。
現在、市内企業や行政区への協力依頼も進めており、地域全体で生きづらさを抱えている方々への対応として、フードバンクがお互いが支えあえる地域の実現に向けた取組みの一翼を担えれば幸いです。
寄付してくださる皆様へ
活動を始めるにあたって、マスコミにも複数取り上げて頂き、市や社会福祉協議会の広報紙でも紹介いただきました。しかし、まだまだ市民の皆さんへの認知度は低く、食品が慢性的に不足している状態です。
そのため、フードバンク紹介のためのリーフレットが必要です。
また、電気やガスが止められているケースなどへの対応として、パックご飯や缶詰、レトルト食品などのすぐに食べられる食品がすぐにでも必要です。皆様からの寄付を、それらの確保に充てさせていただければ幸いです。
誰もが安心して生活できる、そのために「お互いさまで助け合い」
みんなの少しの善意で、明日を元気に迎えられる人がいます。
フードバンクさくら
〒329-1412
栃木県さくら市喜連川904 (さくら市社会福祉協議会内)
営業日 月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)
なお、土日曜日等は市役所の日直に申し出れば、緊急時には対応します。
TEL:028-686-2670 FAX 028-686-2423 緊急時:君嶋 090-7411-8847