自己紹介
・古谷真菜です。
所属:宇都宮大学・教育学部・特別支援教育分野・4年
趣味:読書!ついに最近本のサブスクに手を出し始めました。
・新山莉里加です。
所属:宇都宮大学・地域デザイン科学部・コミュニティデザイン学科・2年
趣味:嵐が好きなので、近日公開する嵐の映画が楽しみです。
足尾に緑を取り戻そう
私たちは、NPO法人足尾に緑を育てる会でインターンを行っています。
「足尾に緑を育てる会」は、足尾銅山の煙害により荒廃した足尾町松木地区に、緑を取り戻すために緑化活動を行っている団体です。
人の手で一本一本行う植樹を実際に体験してみると、足尾の山にはたくさんの人の手とたくさんの時間がかかって緑が育ってきていることに気付きます。
インターン応募…今までしたことがない経験をしたい!
古谷:学生最後の年、「学生」にしかできないことをしたいと思い、申し込みをしました。栃木県に住んでいながらも、足尾に行ったことも無ければ、植樹という経験すらありませんでした。ですが、知らない土地や知らない経験だからこそ新鮮な気持ちで取り組むことができるし、新たな発見があるのではないかと思います。
新山:何か地域に携わる活動をしてみたいと考えていたところ、インターンシップの募集を見つけました。中でも足尾に緑を育てる会は、自分がこれまでした事のない経験ができ、新しい自分をみつけることにもつながるのではないかと考え、申し込みました。
足尾と若者・子どもをつなげたい!イベント企画中
高齢化が進む足尾ですが、足尾に緑を育てる会では、若者や子どもが参加するイベントの企画や、SNSを用いて足尾と若者をつなぐ取り組みを始めています。
11月7日には、「足尾植樹サポーター育成コース」を開催しました。植樹を主とした自然体験を指導するために、プロジェクトワイルドのエデュケーター資格の講習を行いました。
また、11月21日、12月5日には、若者だけではなく、子どもも含めた体験植樹や自然の中でのアクティビティを行うイベントもあります。
参加した子どもや若者が、自然の中で環境について少しでも考えたり、足尾にまた来たいと思ったりしてもらえることを願っています。
興味のある方はぜひ、一緒に足尾の魅力を見つけましょう!
(写真①:宇都宮市内で行った「足尾植樹サポーター育成」の様子。写真②:子どもを招いた体験植樹のチラシ)
足尾の地域と人との出会い。これからも学びをふかめたい
古谷:インターンを始めてから足尾にはまだ数回ほどしか行っていませんが、行く度に足尾の魅力に気づかされます。子どもから若者を含めお年寄りまで、幅広い年代が活躍できる企画や、緑豊かな環境のためのお手伝いをしていきたいと思います。そして、インターンという活動が終わってからも、足尾という場所やそこに住む人とつながっていたいです。
新山:このインターンを通じて、地域が抱える問題とその解決のために活動している組織に出会えました。今後さらに組織や地域について学ぶために、インターンで行う予定のイベントに精一杯取り組みたいです。また、どのような思いで活動しているのかについても注目して活動出来たらと思います。
※たかはら子ども未来基金とは、子どもや若者の未来を応援するために、県北在住の夫妻が設立した基金です。学生インターン助成では、栃木県内のNPOや市民団体と大学生・専門学生などの若者をマッチングし、活動を応援します。詳しくはこちら》