獨協医科大学1年の福田晴菜です。たかはら子ども未来基金の学生NPOインターンとして、NPO法人和音の「いのくら児童クラブ」で活動しています。大学では看護を学んでおり、子どもたちとのかかわりや、支援員の方々の子どもたちやご家族との向き合い方をみて学びたい、という思いから今回のインターンに参加しました。
NPO法人和音いのくら児童クラブ
私が活動している「NPO法人和音いのくら児童クラブ」は、学童保育を行っています。放課後児童クラブは本来、保護者の就労支援を目的としています。そのうえで、いのくら児童クラブでは、子どもに焦点をあてた育成支援を行っています。子どもたちが家庭でも学校でもない児童クラブという場所で、本来の姿で過ごせるように子どもたち一人ひとりを観察し、日々の出来事や変化を支援員同士で共有して話し合い、より良い育成支援を行っています。支援員の方々は、専門職として毎日子どもたちやそのご家族と向き合い、地域の方々とかかわりあいながらお仕事をされています。
活動内容
子どもたちとは、外遊びをしたり、宿題をしている子の質問に答えたり、一緒にご飯とおやつを食べたりして関わっています。「子どもたちと接するときは程よい距離感を保つことが大切」だと支援員の方から学ばせていただいたので、様子を見守りながら、一緒に楽しく過ごすことができています。
子ども同士で遊んでいる様子を見ていると、些細な小競り合いからけんかになってしまったり、ルールや順番決めで言い合いになってしまったりすることが多々ありました。そんなときに、子どもたち同士で話し合って解決策を見つけている場面があり、このような体験が子どもの成長につながるのかなと感じることができました。
また、インターン期間中に映画ツアーやビアガーデンなどのイベントにも参加することができました。写真は、8月の映画ツアーのときのものです。イベントを通して、それぞれが時間やお金の管理や行動計画を立てて楽しんでいました。楽しみながらたくさんの経験をしている様子をみて、自分にとっても学びを得る機会になりました。
※たかはら子ども未来基金とは、子どもや若者の未来を応援するために、県北在住の夫妻が設立した基金です。学生インターン助成では、栃木県内のNPOや市民団体と大学生・専門学生などの若者をマッチングし、活動を応援します。詳しくはこちら》