こんにちは!宇都宮大学農学部1年の菊地泉希です。現在、NPO法人フードバンクうつのみやでインターン生として活動しています。フードバンクうつのみやは、家庭や職場で余った食品、食べきれない食品を寄付していただき、生活困窮者やこども食堂へ無償でお渡しする活動をしている団体です。
活動内容
9月からの活動では、チャリティーウォークに参加したり、ミヤラジに出演したり、イベントのブース運営を企画したりと、様々な経験をさせていただいています。また、フードバンクやチャリティーウォークを広く気軽に知ってもらうための紙芝居を作るチームに参加し、こども食堂を訪問して読み聞かせをしてきました。
インターン参加への想い
私がこのインターンに参加した理由は、NPOと地域の関わりについて知りたいと思ったからです。行政がカバーしきれない分野の支援を行うという、NPOが持つ特性上、地域との連携が重要です。数か月間の活動を通じて、食品そのものはもちろん、金銭面での寄付をしてくださったり、場所を提供してくださったりする、多くの企業や地域住民の方々に支えられていることを実感しています。一方で、支援してくださる方が固定化されていること、スタッフの人手や後継者が不足していることなどの課題も見えてきました。
インターンを通しての学びと意気込み
活動の中で感じたのは、知ってもらうこと、広報の難しさです。様々なイベントの告知をしたり、フードバンクについて周囲の人に話してみたりしても、深く興味を持って聞いてくれる人は多くはなく、どうしたら伝わるか悩むこともあります。実際にイベントに参加したい、食品を寄付してみようと思ってもらうためには、なぜそのイベントを開催するのか、食品支援を必要としている人がどのくらいいるのかなど、説得力を持たせることが大切だと感じています。
現在は、オリオン通りで行われるイベント内でフードドライブ(食品の寄付を募る活動)の企画・運営をしたり、サンタdeランの若者チームとして広報動画の構成を考えたりしています。「伝える」ことを大切にしながら今後の活動も頑張っていきたいと思います。※たかはら子ども未来基金とは、子どもや若者の未来を応援するために、県北在住の夫妻が設立した基金です。学生インターン助成では、栃木県内のNPOや市民団体と大学生・専門学生などの若者をマッチングし、活動を応援します。詳しくはこちら》