こんにちは。宇都宮大学地域デザイン科学部の白井香菜美です。
たかはらインターンシップとして、8月からNPO法人子どもの育ちを応援する会さんにて活動しています。
子どもの育ちを応援する会について
子どもの育ちを応援する会さんは、虐待やヤングケアラー等の要因により親元で暮らすことができなくなった子どもを地域から分断しないという思いのもと、ファミリーホーム事業を行っています。また、地域における経済的貧困や社会的貧困の問題に向き合い、困難な環境下にある子どもたちを支えるため、子ども食堂や子どもおべんとう事業などの活動を展開している団体です。
今までの活動内容
ファミリーホームの子どもたちとの交流、子どもおべんとう事業、子ども食堂の手伝いを行っています。ファミリーホームでの交流では、これまで接したことのなかった里子の子どもたちに対し、当初は接し方が分からず不安を感じていました。しかし、子どもたちが過度に依存しない関係性の中で、あくまで家庭の一員として大切にされていることを次第に実感し、大学生である自分なりの関わり方を模索できるようになりました。
おべんとう事業では、活動背景にある実情を学ぶことができました。この事業は、子どもたちが安心かつ確実に支援を受けられる小学校という場を活用し、学校との情報連携のもとで食料配布を行うものです。代表が表現されていた「おべんとう事業のつり上げ方式」という言葉が特に印象に残っています。地域には、給食が一日の食事の大部分を占め、家庭で十分な食事をとれない子どもや、支援が必要であるにもかかわらず、家庭の事情や情報アクセシビリティの問題によって行政支援から漏れてしまっている子どもたちが存在します。活動に参加する以前は、そのような現状を想像できていませんでしたが、つり上げ方式のような確実性を持った支援策の重要性に加え、実情の見えにくさや、支援者自身が知ろうとする姿勢の大切さを強く実感しました。
また、子ども食堂については、本NPOが運営するKISSAに加え、副理事が行っている大田原市のひびとりどりの活動にも参加しています。元々私は、子ども食堂を支援の場として捉えていましたが、複数の活動に関わる中で、それぞれに異なるニーズや役割があることを学び、その多様性を実感しました。特に、子ども食堂は支援にとどまらず、子どもたちにとっての刺激の場でもあると考えるようになりました。家庭や学校だけでは出会えない大人と関わることが、子どもたちの内面に大きな影響がもたらし、それも子ども食堂の持つ重要な役割の1つであることを強く感じています。
活動期間もわずかとなりましたが、これまでに知った実情や学びを自分の中で整理・言語化し、それを人に伝えられる形にすること、そして思考の幅を広げていくことを目標に、取り組んでいきたいと思います。
※たかはら子ども未来基金とは、子どもや若者の未来を応援するために、県北在住の夫妻が設立した基金です。学生インターン助成では、栃木県内のNPOや市民団体と大学生・専門学生などの若者をマッチングし、活動を応援します。詳しくはこちら》
