みんなで歩いてフードバンクを応援!『チャリティウォーク県北20宇都宮22』の寄付先団体を紹介します。
5. フードバンクかぬま
どんな団体?フードバンクかぬま
フードバンクかぬまは、平成27年11月に設立されました。
立ち上げにあたっては、とちぎボランティアネットワークのフードバンクを大いに参考にさせていただきました。
フードバンクかぬまの取り組み
鹿沼市社会福祉協議会の事業であるため、利用者は当会の自立相談支援機関「生活相談・支援センター のぞみ」からの紹介が多く、当会に直接来た利用者も、必要に応じて相談機関につなげることができるなど、フードバンクと相談が一体化した運営が特徴です。
また、日ごろの社協のネットワークを通じて、地域包括支援センターや市の子どもサポートセンターなど、市内の各相談機関からの相談も多く寄せられます。食品が必要な方には来所していただくのが原則ですが、相談員が訪問する際に食品を持っていくなど、フードバンクは相談者との信頼関係を構築するためにも活用されています。
フードバンク活動から見えてくる「社会課題と目指す未来の形」
フードバンクかぬまを利用するのは40、50代の単身男性が圧倒的に多いです。これは、この年代への支援策がほとんどないことがうかがえます。シングルマザーなど子育て世帯の利用は少なく、支援の必要な方に必要な情報を届けるのが難しいことを考えさせられます。
この活動は、お金をかけずに市民と協働し地域の課題を解決するという点が、とても社協向きだと考えています。
寄付してくださる皆様へ
私たちは、フードバンクが市民の社会参加のためのツールの一つであると考えています。格差社会や子どもの貧困など、市民が社会的課題を知り、その解決のためになにかしたいと思ったときに、缶詰一つから参加できるのがフードバンクです。
相談者への食糧支援にとどまらず、市民のお気持ちを利用者の心にお届けするにはどうしたらよいか模索しながら活動を続けてまいります。
フードバンクかぬま
〒322-0043
栃木県鹿沼市万町931-1(鹿沼市社会福祉協議会)
営業日 月曜日から金曜日(8:30~17:15)
TEL:65-5191