活動ブログ

未来を描く子どもたちの成長に貢献したい!~インターン生活動日記⑦NPO法人和音 いのくら児童クラブ 相馬さん

自己紹介

 はじめまして!関東学院大学法学部地域創生学科3年の相馬希咲です。

 大学では、法律の観点から、地方創生について学んでいます。ゼミナールでは、学びをいかし、様々な自治体や企業の方と関わりながら実践的な活動に取り組んでいます。現在は神奈川県で過ごしていますが、栃木県那須塩原市出身です。

 歌うことがとても好きで、10年間合唱部でした。よくカラオケにも行きます!

 

NPO法人和音 いのくら児童クラブの紹介

 私は、日光市にある「NPO法人和音 いのくら児童クラブ」で活動しています。子どもが健全に育っていく環境を作っていくとともに、文化を伝え芸術に親しむ事業を行っています。児童クラブにいる子どもたちはみんな本当に元気で、支援員の方々もパワフルな方ばかりです。そんな元気な子どもたちですが、置かれている環境は様々です。そのため、日々の観察や気づき、話し合いを重ねながら子どもへの理解を深め、育成支援を行っています。

 支援員の皆さんも、一般の大人ではなく専門職としての対応をしています。一人ひとりの子どもを大切に、程よい距離感で関わることが大切だと感じています。私も、チームの一人として、子どもたちが心豊かに、思いやりを持って行動できる人になってもらえるよう、精一杯活動していきたいです!

 

子どもたちの成長に少しでも貢献したい

 私は、今まで子どもと触れ合ったり、保育について学んだりした経験がありませんでした。しかし、大学で地方創生を学んでいく中で、今後の社会では、次世代を担うこどもたちを地域全体で育てていくことが必要になってくるのではないかと感じています。今の時代だからこそ、地域が支えあい、繋がりあっていくことが大切です。地域として、多世代同士関わり合いながら、一緒に学び、成長していくことが今後必要となってきます。

 自分自身も、これからの未来を描く子どもたちの成長に少しでも貢献できることはないかと感じた際、このインターンの募集を見つけ、参加することを決めました。難しいこともたくさんありますが、毎回の活動で発見や学びもあり、参加して本当によかったと感じています。

 

意見を言い合い、ルールを自分たちで決める子どもたちの姿に関心

 まだあまり活動ができていないのですが、その中でも、子どもたちの特徴や思いをくみ取るにはちょっとした気づきが大切だと感じました。その子を取り巻く環境の変化によって感情にも行動にも変化が出てきます。様々な動作、言葉ひとつひとつにも意味があり、細かい配慮も広い配慮もどちらも大切だと感じます。ただ優しく関わるのではなく、子どもを理解し、言動の背景を読み取り関わっていくことが支援員としての仕事であることを学びました。

 また、以前、ケイドロ(おにごっこのようなゲーム)を一緒にした際、自分たちでルールをしっかり決めて、皆でそれを守っていました。更に、もっとこうした方が楽しくなるのではないかという意見も出ていました。「当たり前ではないか?」と感じる方もいると思いますが、私はとても驚きました。遊びの中でも、決めたことをしっかり守ったり、考えながら動いていたり、そこまでできるのかと感じました。私が子どもの頃だと、ルールはないようなものだったので…。意見を言い合える環境が整っているのがすごいと率直に感じました。

 

コロナ禍でも子どもたちが元気に活動できるように

 先日、毎年イベントとして開催している映画ツアーに参加させていただきました。例年夏休みに行うものでしたが、緊急事態宣言の影響で延期して開催されたとのことでした。6年生にとってはこれが最後の映画ツアーでした。緊急事態宣言が明けた今でも、withコロナであることは未だ変わりません。制限されてしまっている活動の中でも、子どもたちが元気に活動できるように、学びと気づきを得ながら取り組んでいきたいと思います。更に児童クラブでの活動が、子どもたちが将来振り返った際、ふと思い出してもらえるようなものになるために、私も少しでも貢献できるよう頑張ります!

 

※たかはら子ども未来基金とは、子どもや若者の未来を応援するために、県北在住の夫妻が設立した基金です。学生インターン助成では、栃木県内のNPOや市民団体と大学生・専門学生などの若者をマッチングし、活動を応援します。詳しくはこちら

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