活動ブログ

いちから野菜を育てる体験を子どもたちと~インターン生活動日記②宇都宮市学童保育センター 吉永さん

自己紹介

 初めまして。宇都宮大学2年の吉永育未です。大学では社会科を専門として教員になるための勉強をしています。趣味は猫と遊ぶことや野菜などを育てることで、イチゴ農家でアルバイトをしています。

 私は一般社団法人宇都宮市学童保育センターにインターン生として参加しています。主に近隣の小学校の児童を預かっており、両親が共働きであるなどの様々な事情で孤立してしまう子どもの放課後の居場所となっています。

 

「学習面以外」の関わりも大事に

 将来教員を目指す立場として、日頃から子どもと関わる活動をしたい、と大学入学時から考えていました。特に学習面以外の部分というものは大学の教育実習だけでは触れることができないと考え、子どもたちの普段の様子がより見える学童保育でのインターンシップに参加しようと決心しました。

 

子どもの柔軟な発想におどろき!

 下校時に学校にお迎えに行くこと、宿題の見守り・指導、そして子どもたちと一緒に遊ぶことが主な活動内容です。

 子どもはとても柔軟な発想を持っているとよく感じます。例えばジェンガが一つあっても、一般的な遊び方だけでなく、自分たちで新たな遊び方をいくつも生み出していました。また輪ゴムを使い、ものすごい速度で飛ぶ紙飛行機を作っている子もいて、毎回感心しています。

 一方で、学力面で課題のある子どもも少なくありません。家では親が忙しく、子どもの勉強を見てあげられる時間が取れないなどの事情があるようです。そういった子どもがしっかり学習内容を理解して、学校の授業に付いていけるようにするためにも、責任を持って勉強をサポートしたいと考えるようになりました。

 

いちから野菜を育てる体験を子どもたちと

 コロナ禍で遠足などの外に出るイベントができない状況にあります。そのため、「身近でも自然を楽しめるように」と野菜の栽培体験を企画しました。バイトで農業をしていることから、この企画を思いつきました。白菜を種からプランター栽培し、収穫したものを皆で食べようという計画です。一から野菜を作るということは、なかなか体験できることではありません。種を発芽させることや実際に植物に触れることは、学校での学習にも繋がります。そういった勉強にもなる楽しい活動を通して、子どもたちが過ごしてくれたらうれしいです。

 

※たかはら子ども未来基金とは、子どもや若者の未来を応援するために、県北在住の夫妻が設立した基金です。学生インターン助成では、栃木県内のNPOや市民団体と大学生・専門学生などの若者をマッチングし、活動を応援します。詳しくはこちら

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