プロジェクトについて

私たちは、
みんなで「仕組み・場所作り」をすることで
子どもの貧困を無くしていきます。

例えば、人口52万人の宇都宮市の子どもの貧困がなくなるには、

子ども食堂415か所(現在数4)、無料学習支援98か所(現在8)、居場所/もうひとつの家14か所(現在1)、

フードバンク食品623トン(現在12トン)、資金5億4000万円が必要です。

でも、すぐには達成できません。そこで実現可能な目標を設定しました。

基本方針は、

①子どもが1人で行ける範囲にある。

②たくさんの大人が関われること、身近で安心な地域になること。

③親・先生以外に「相談できる人」がいる。

 

このことから、

「宇都宮市内25地区(概ね中学校の範囲)に子ども食堂、無料学習支援、居場所/もうひとつの家、フードバンクのセットを作る」ことを目標としました。

子どもたちの食を保障する場です。また、食事を通じて親以外の地域の大人と出会う場にもなります。

お金の有無に関係なく、子どもたちが学べる場所を提供し、勉強を通じて将来に希望をもてる応援をします。

お兄さん・お姉さん、会社員、おじさんおばさんなど、誰でも学習支援ボランティア&人生の相談相手になれます。

子どもたちが安心して頼れる居場所を作ります。学校帰りに宿題・夕飯・お風呂・・その後に家に帰る〝もうひとつの実家〟〝親戚の家〟を目指します。子育てに困っている親のサポートをします。

寄贈いただいた食品を、食べ物に困っている子育て家族に届けます。

目標数は

ケアつき子ども食堂(学習支援つきの子ども食堂)25か所

居場所/もうひとつの家 5か所(5地区に1つ)、

フードバンク 5か所(5地区に1つ)・・・

を目標としました。

資金2億670万円

ボランティアのべ31,200人

この対策により(宇都宮の)子どもの貧困の50%がなくすことができると考えています。

【めざせ全県】 今年(2018)調査中の大田原市でも11月には目標設定、年度内には集め・作るプログラムを実施していきます。

【調査地域募集】次年度(2019)から調査をする地域も募集しています。>詳細はこちら

 こうして栃木県全体の子どもの貧困がなくなるための 調査 ⇒ 目標設定 ⇒ 集め・作る を実行します。

プロジェクトのこれまで

子どもの貧困調査報告書(宇都宮2017/10/15)

宇都宮の子どもの貧困がなくなるには「何が、どれだけあればいいか」の推計値です。目標値も出しています。 1015調査報告●.pdf PDFファイル [2.4 MB]

2020年度活動報告書・決算書

2020サンサンPJ事業報告 決算.pdf
PDFファイル [690.9 KB]

【2020年】

 コロナ禍のため5月に緊急オンライン会議をおこなった。総会と定期円卓会議1回を中止した(12月、3月は実施)。また2019年度分助成金配分をせず、次期(2021)に回すこととした。

 12月の定期円卓会議は「コロナ禍での子ども食堂の再開」をリアルとZOOMで実施。3月は「にほんで生きる海外につながる子どもたち」をテーマにZOOMで開催した。

 いっぽうで12月のサンタdeランは、ランを中止し、リアルとオンラインでの企画とした。事前の宣伝動画作成やEスポーツ、クリーン作戦など大幅に内容を変え、参加団体も増え、高校生のボランティアによる寄付集めも行われた。

【2019年】

8/18●定期円卓会議:「子ども食堂をもっと増やすには」ワークショップ。参加20人。*定期円卓は3回の予定だったが水害、コロナで実施できなかった。

5/26●総会を実施。第1部「地域養護について」湯浅誠さん+第2部「シンポジウム(星の家と共催)」。
助成金額を積算するため助成金申請書/ファンドレイジング計画書の公募を行った。

 

●地区円卓会議:清原地区円卓会議では子ども食堂キャラバンを開始し、9月には「子ども食堂チャリティコンサート」を地区で実施し100万円の寄付を集めている。宝木地区でも宝木こども未来応援隊が医療生協、村井クリニック、老人ホームの連携で発足し、元デーサービス施設で子ども食堂が定期的に開催されるようになった。

●ファンドレイジング:12月のサンタdeラン&ウォークや通年の子どもSUNSUNメイト(月額寄付)で総額5,504,502円の寄付を集めた。このうち13団体に3,436,373円(サンタdeラン分)を助成した。台風19号の被災による県内の救援活動の最中でのサンタdeランとなったが、昨年並みの寄付額(458万円)となり特にステージ参加者が充実した。イベントは盛況であった。

【2018年】

11/16●子どもSUNSUN発起人25人達成! (1人10万円の寄付)目標まであと75人。 

11/10●第2回 定期円卓会議。参加16人。「教育から見える貧困」ゲスト関さん(元校長先生)

8/11●第1回 定期円卓会議。参加25人。

7/22●子どもの貧困撃退♡円卓会議(大田原)第2回。参加者30人。大田原の子どもの貧困数は1600人と判明。

6/16●子どもSUNSUNプロジェクト総会・発足式。参加98人。基調講演は湯浅誠さん。

5/27●大田原市でも子どもの貧困撃退♡円卓会議を開始。参加45人。

3/3●子どもの貧困撃退♡円卓会議(宇都宮)最終報告会。参加45人。

【2017年】

12/23●子どもの貧困撃退チャリティ「サンタdeラン&ウォーク」。サンタ200人参加、志金400万円

12/16●公開シンポジウム「あなたの知らない子どもの貧困の世界②」を実施。150人参加。

10/15●円卓会議「中間報告会」を開催。子どもの貧困を撃退するためにボランティア3万2000人、子ども食堂415か所、必要な志金 5億4000万円必要と判明。

9/23●公開シンポジウム「あなたの知らない子どもの貧困の世界①」を実施。130人が参加。

8~10月●チーム会議で子ども食堂、学習支援、フードバンク、就労支援で必要数と資源を算出。

7/16●子どもの貧困撃退♡円卓会議「旗揚げ会議」を開催。子どもの貧困の実態を(子どもの居場所、行政、学校、当事者から)発表。プロジェクトの骨組みも公表し必要な支援を話し合う。

5~6月●世話人会議を開催。どう進めるかを話し合う。「支援方法、数」等プロジェクトの骨組みをつくる。

4/23●プレ円卓会議を開催。17人参加。山口県の事例を聞き、栃木県でもはじめることを合意した。