特定非営利活動法人とちぎ障害者労働自立センターゆめ(高根沢)では、ダイドードリンコ株式会社と業務提携して、ジュースの自動販売機の缶の詰めかえ作業を障害者団体に委託することで賃金を発生させる障害者の仕事づくりを行っています。
とちぎゆめ基金はこの自動販売機の売上の中から1本につき2円を原資とし、「障害者労働機会づくり支援基金」として1999年から拠出しています。そのうちのとちぎボランティアネットワークへの拠出分がこの「とちぎゆめ基金」の原資となっています。
とちぎゆめ基金は“障害者自身が他の障害者を支援する”試みです。この助け合いの輪が栃木県内に広がることを願っています。
国連が決めた「持続可能な社会づくりのための17 のゴール(SDGs)」達成は、2030 年。この助成はその17 のゴールを達成するために、地域のみんなで取り組む協働事業のスタートを応援します。持続可能な地域社会を作るために、複数の主体が参加する事業の「調査」と「事業が続くための仕組みづくり」に対して助成を行います。
みんなで10 年取り組めば、地域の課題が解決していく。みなさんの取り組みが他地域への波及し、持続可能な社会へ変わるきっかけとなることを期待しています。
◎対象となる事業・条件◎
・3~5団体以上の協働での応募であること。
・持続可能な地域社会づくりの企てであること。
・1 年目は、課題やその解決策等、事業実施の為の「調査」であること。
・2 年目以降は、実施事業が続いていくための、「仕組みづくり」であること。
(例:人材育成、みんなでクラウドファンディング、応援者会得の開拓、ネットワーク作り、政策提言、啓発、キャンペーンなど)
◎助成期間◎
2026年4月1日~2027年3月31日
◎助成金額・件数◎
助成総額50万円
(1)調査助成(1年目):1 事業10~15 万円(2 事業程度)
(2)継続する為の仕組みづくり助成(2年目以降):1 事業10~20 万円(2 事業程度)
◎応募締切◎
2025年12月22日(月)必着
◎応募について◎
(1)応募資格:栃木県内で活動するボランティアグループ、NPO、社会福祉施設、学校、住民組織等(※営利・非営利、法人格の有無問わず)
(2)応募方法:応募申請書(所定の様式)に必要事項を記入の上、メールでお送りください。
メールアドレス:info@tochicomi.org
※お申し込み後、基金より受領確認のメールを返信いたします。受領確認のメールが1 週間以上経っても届かない場合は、お手数では御座いますが基金までご連絡ください。
※書類のやり取りは、メールにて行います。
◎問い合わせ◎
とちぎコミュニティ基金(認定NPO 法人 とちぎボランティアネットワーク内)
〒320-0806 宇都宮市中央2-7-6
事業担当:渡邉/⾧野(NPO 法人かぬま市民活動サポーターズ)
TEL:0289-60-2212 FAX:0289-60-2213 MAIL:info@tochicomi.org
申請の参考例
例えば・・・①
テーマ>地域の食をどうする? 食料自給率低、気候変動、安全性、フットプリント
主体>NPO、地域の生産者、地域の飲食店、地域のスーパー、地域の消費者団体
農政課、環境課、流通業者 学校 など
1年目>生産・消費・流通などの実態調査。 何ができるか。(担い手、学校給食・・・)
2年目>ネットワークの拡大、キャンペーン、応援者の開拓、政策提言など
例えば・・・②
テーマ>産前産後のお母さんたちの孤独や不安どうする?
主体>NPO、子育てサークル、幼稚園や保育園、地域の産婦人科、
元看護師、地縁団体、公民館、子育て支援課、子育てを応援したい事業者 など
1年目>孤独や不安の実態調査、他地域の先進事例調査。何ができるか。(居場所の実施、相談会の実施・・・)
2年目>仲間集め、応援者賛同者集め、寄附集め、政策提言など
例えば・・・③
テーマ>地域の移動の問題どうする?
例えば・・・④
テーマ>地域の耕作放棄地どうする?