認定NPO法人だいじょうぶの畠山由美さんに「子どもの貧困特別授業」をしていただきました!生徒はりんりんとジジです。
❅団体紹介❅
子どもの虐待を無くしたいという思いで立ち上げられた団体です。貧困や虐待、親の病気など、様々な理由から家で安心して暮らせない子どもとその家族に寄り添い、支援を行っています。子どもにとって、「もうひとつの実家」と思えるような身近な関わりを意識しています。
❆活動を通して見えてくる『子どもの貧困』の今❆
一番のリスクは「関係性の貧困」です。
親子関係が希薄であったり、身近に話し相手がいなかったりという問題があります。また、修学旅行や運動会を休む、不登校、夢が描けないなど、周りの子達にとっては当たり前のことができない子どもたちがいます。それは、家庭環境や周囲との関係性が希薄なことなど、子どもたちが置かれている環境の要因が大きくかかわっています。
❆サンタdeランを経て目指すみらいのカタチ❆
新型コロナの子ども達への影響が不安です。
子どもたちが不安ではなく、笑顔でいられるように、寄付集めを通じて現状を知ってもらう。知ってもらうことで困っている子どもの存在に気づいてもらい、そういった子どもを支援団体に繋いでもらうことを目指しています。
❆いただいたご寄付により実現していく明日の姿❆
新型コロナの影響等で困窮する子育て世帯向けに、食材の無償提供を行います。「食」による支援で、家庭に心のゆとりが生まれ、家族で楽しい時間を過ごしてほしいと願っています。
❆メッセージ❆
そもそも子育ては大変。子どもを取り巻く環境も過酷。
子育て中の母親は孤立しがちです。
家族だけに子育てを押し付けるのではなく、支え合いながら子育てをするのは当然、という社会になってほしいです。
子育てをするときに孤立せず、支えを受けられるようにするにはどうすればいいでしょうか。支え合いながら、みんなで子育てが出来る地域のカタチを考えてみましょう。(さとうゆう)