若者と地域に、未来への種まき。
県北在住の夫妻が設立したたかはら子ども未来基金では、学生NPOインターン助成をおこない、学生が一定期間、NPO や市民活動団体に就労体験することを応援します。
若者と団体が共に成長できる仕組みを作ることを目的として約半年間にわたって活動したNPOインターンシップの活動報告会を3月8日に行いました。
2024年度は、5名の学生がインターン活動をしました。
<インターン活動をしたみなさん>
・大下 和奏さん(宇都宮大学) :社会福祉法人とちぎYMCA福祉会 アットホームきよはら(宇都宮)
・細谷 弥生さん(宇都宮大学) :NPO法人そらいろコアラ(真岡)
・茂呂 唯花さん(茨城大学) :一般社団法人ひるね(宇都宮)
・小菅 裕次郎さん :NPO法人ハロハロラボ(真岡)
・石原 宇法さん(宇都宮大学) :NPO法人フードバンクうつのみや(宇都宮)
現場で活動したからこそ見えた世界がある
それぞれの半年間の歩みについて5名の学生から報告をしてもらいました。
活動の回数を重ねていくにしたがってできることが増えていき、関わる人との接し方や自分自身に対して自信を持つことができるようになったと同時に、課題の根深さや深刻さを体感し、考えさせられることも多かったようです。



活動報告の後は、半年間受入をした団体の方からインターン生に向けてお礼の言葉を含めたコメントをいただいたことで、インターン生も自分の成長や団体への貢献に対して自信を持つことができる時間になりました。
多くのインターン生が「今後も何かしらの形で関わっていきたい」という言葉を報告の中で話してくれており、半年間の充実度を表していると感じました。
これからの人生の歩み方
全団体の報告終了後はそれぞれのこれからについて一言で宣言してもらいました。
「感謝を忘れずに挑戦し続ける」
「子ども達が四六時中自分のことを思ってくれるように」
「出会いを大切に」
「人のために動く・声を出す」
「失敗を怖がり過ぎない」


それぞれの道への旅立ち
インターンシップ活動終了にあたり活動奨励金の授与を行い、全体で交流会を行いました。
お世話になった団体の方へお礼を言ったり、インターンシップ活動の同期たちで話が盛り上がったり、これからの団体支援策について話し合ったりするような場になりました。


今回インターン生を受け入れていただいた団体の方々、ありがとうございました。
約半年間インターン活動を行ったインターン生の皆さん、お疲れ様でした。
この経験が、皆さんの今後の人生にとってプラスになっていくことを祈っています。