若者と地域に、未来への種まき。
県北在住の夫妻が設立したたかはら子ども未来基金では、学生NPOインターン助成をおこない、学生が一定期間、NPO や市民活動団体に就労体験することを応援します。
若者と団体が共に成長できる仕組みを作ることを目的としています。
3月11日に7か月間のNPOインターンシップの活動報告会を行いました。
2022年度は、6団体に10人の大学生が県内NPO・市民活動団体でインターン活動をしました。
<インターン活動をしたみなさん>
・伏本 遥さん(宇都宮大学) :公益財団法人とちぎYMCA(宇都宮)
・森田 芳樹さん(宇都宮大学) :公益財団法人とちぎYMCA(宇都宮)
・毛雨虹さん(宇都宮大学) :公益財団法人とちぎYMCA(宇都宮)
・淵上 将貴さん(宇都宮大学) :公益財団法人とちぎYMCA(宇都宮)
・新山 莉里加さん(宇都宮大学):NPO法人子どもの育ちを応援する会(那須塩原)
・牧野 友香さん(玉川大学) :NPO法人そらいろコアラ(真岡)
・小林 紀晴さん(宇都宮大学) :NPO法人オオタカ保護基金 サシバの里自然学校(市貝)
・工藤 想日亜さん(獨協医科大学):NPO法人青少年の自立を支える会(宇都宮)
・後藤 捺美さん(宇都宮大学) :NPO法人青少年の自立を支える会(宇都宮)
・小林 歩夢さん(白鷗大学) :NPO法人風車(矢板)
きっかけはさまざま。学生自身の得意や関心を生かして活動!
報告会では、各団体、学生とスタッフ双方から、7か月間を振り返り発表していただきました。
インターンに参加したきっかけはさまざま。
「やったことがないことに挑戦したい」
「子どもとの接し方を学びたい」
「これまでボランティアとして関わっていた。インターンとして、もっと深く活動に関わりたい」
半年以上という長期間を生かし、さまざまな活動にふれ、気づきや学びを深めていったことが報告から伝わってきました!
大学での専攻や自分の得意を生かした、子ども向けのイベント企画・運営をしたインターン生もいました。
団体のスタッフからは、「学生さんの力のおかげで、自団体だけではできなかったことができました」
「意欲的に取り組んでくださり、団体としても刺激になりました」などの報告がありました。
「地域の中のNPOってなんだろう?」ワークショップ
報告会の後は、インターンシップの学びを次のステップにつなげるためのワークショップを行いました。進行は、とちぎコミュニティ基金インターン生の大学4年生、櫻井さんにお願いしました。
学生は「地域の中のNPOってなんだろう?」というテーマについて話し合ってもらいました。これまで自分が関わってきたNPOは、地域にとってどんな役割を担っているのか。俯瞰的に考えることで、これからの人生に何か活きてくるかもしれない。そんな思いを込めて、このテーマにしました。話し合う中で「地域の人たちをつなぐ橋渡し」「行政の支援の枠からこぼれ落ちた人を手助けするところ」といった意見が出ました。
また、受入団体の方と一般の参加者には「学生がNPOに関わることの意味・団体や地域の変化」というテーマで話し合ってもらいました。「子どもと年が近い学生が来ることで、利用者の子どもたちが喜ぶ」「若者の活気が社会に良い影響を与える」といった意見が出ました。
これからの自分のキーワード「挑戦」「殻を破る!」「興味を広く深く」
ワークショップの後に「これからの自分のキーワード」を紙に書いてもらいました。「挑戦」「殻を破る」「興味を広く深く」「学び続ける!」といったワードが出ました。未来を見据えた学生の皆さんの目は輝いていました。
また、受入団体の方と一般の参加者には「学生へのエール」を書いてもらいました。「地域で、社会で、自分らしいボランティア活動をしてください」「自分の人生の中で今1番大切にしたい人・コトを大切にして」といったエールやアドバイスを頂きました。
ワークショップを開催して、「インターンの学びを次に活かしたい」という学生の活気を感じました。これで終わり、ではなく、インターンを通して得た様々な経験や気づきを、これから自分はどう生かしていくか、を考えてくれた皆さん。この経験が、皆さんの今後の人生にとってプラスになっていることを祈っています。
7か月の活動がつまった、報告会の動画公開!
2022年度の報告会の動画を公開しました!
今回も学生と団体や、学生同士で切磋琢磨し、実りあるインターン活動になったことが伝わってきます😊ぜひご覧ください!
来年度も学生NPOインターン助成で活動する学生と、受け入れ団体を募集します!続報をお待ちください。
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